安芸虎 純米吟醸酒 えい彌っ

三菱の創始者 岩崎弥太郎にちなんだ純米吟醸酒


有光酒造のある高知県東部の街、安芸市。
その安芸市が生んだ土佐の偉人といえば、三菱財閥の創始者である岩崎弥太郎です。


岩崎弥太郎と「えい彌っ」の醸造元である有光酒造の初代、有光伊太郎は郷里が同じということ
もあり、深い親交があったそうです。


東京で成功を収めた弥太郎の家を有光伊太郎が訪れ、大歓迎されたということも伝えられており、
その親交の深さが伺えます。また、蔵元には弥太郎から届いた手紙も残っているそうなんですよ。


その縁からこのお酒の名前には弥太郎の「彌(弥)」を使い、思い切りのいい「えい彌っ」という
名前が付けられました。


その味わいは、まろやかで口当たり優しい味わい。
ですが酸味もあるので、爽やかな喉ごしが楽しめます。
香りはバナナを思わせる香りで、口に含むとふわっとやさしく広がります。
蔵元さんに聞くと、「食との相性がとても良い」とのことでした。


じつはこのお酒、蔵解放(有光酒造さんの蔵見学＆試飲イベント)で飲んで一目惚れし、
即仕入れることを決めたお酒なんです。
そのやわらかい味わいにノックアウトされちゃいました(^^)


蔵元さんによると「白ワインと同じように楽しんで欲しいお酒」ということで、
オススメの温度は常温から冷やということです。


蔵元さんが県外で行った展示会でも大好評だったという純米吟醸酒。
そのやわらかな口当たりと爽やかな酸味をぜひご堪能下さい。


　　　　　　



有光酒造

有光酒造は、高知県東部の安芸市という所にある蔵元です。
背後には大きな山、そして目の前には雄大な太平洋が広がる海沿いの集落「赤野」でお酒を醸しています。

その赤野を流れる清流「赤野川」のそばに井戸を掘り、赤野川の井戸水を仕込み水に使用。
赤野川水系の水は柔らかな味わいで、ふくらみと柔らかみのあるお酒に適しており、
それは有光酒造の優しくやわらかい味わいに反映されています。