酔鯨の純米吟醸 未濾過すっぴんは限定品の新酒で、いわゆる「あらばしり」
として発売されるお酒です。
毎年、県内外のファンに絶大な人気を誇っているこの生酒。
そもそも「あらばしり」とはなんでしょう?
お酒をしぼるときは、醪(もろみ)というものを酒袋に詰め、槽(ふね)という
入れ物のなかに何袋も積み上げ、圧力をかけて清酒と酒粕に分けるのですが、
圧力をかけなくても自然の重みでしぼられ、袋の中から最初に出てくる清酒
のことを 荒走り(あらばしり)と呼びます。
いまでこそ製品化され手に入りますが、一昔まえは杜氏さんが楽しむための、
いわゆる隠し酒的な貴重品だったんです。
味は南国系のフルーツを思わせるフルーティな香りと、口の中でピチピチと
はじけるようなみずみずしさを感じられます。
未濾過の生酒なので、淡麗辛口なんだけどしっかりとしたふくらみもあって、
絶妙な旨味のバランスが楽しめるんですよ♪
低温で流通することが可能な、春までしか販売できないというこだわり
の限定酒。
なくなり次第、来年の新酒の時期まで売り切れとなります!!
今飲まないで、来年まで待ちますか?
酔鯨酒造
酔鯨酒造は高知市長浜という桂浜の近くにある蔵元で、その名前は幕末
に土佐を治めた山内豊信(容堂)公の雅号「鯨海酔候」に由来しています。
坂本龍馬など、たくさんの偉人を輩出した幕末の土佐。
その土佐を治めていた山内豊信公(容堂)は酒をこよなく愛し、自らを
「鯨海酔候」と名乗り、
昨日は橋南に飲み、今日は橋北に酔う、
酒あり飲むべし 吾、酔うべし
と謳ったほどの大酒飲みでした。
どのくらい酒飲みだったかというと、この容堂公、外出の際お酒を入れ
た赤ひょうたんを腰から離したことがなかったと伝えられており、その
赤ひょうたんは今も山内家に残されているそうです。
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